西栄寺の大法要

西栄寺では、大阪本坊・堺坊におきまして彼岸会法要、盂蘭盆会法要(お盆)、永代経法要といった大法要を行っております。

春季彼岸法要


「彼岸」とは川の向こう岸を意味する言葉です。今現在暮らしているこの苦に満ちた世界(娑婆世界)を此岸(川のこちら岸)に見立て、寂静たる悟りの世界、つまり極楽浄土のことを大きな川に隔てられた「彼岸」と表現しているのです。目の前に横たわる川は本来であれば向こう岸が見えないほど幅の広い川です。そのこちら岸で舟も持たず泳ぎも苦手な私たちが諦めるしかないところを、決して見捨てずいとも簡単にひょいと渡して下さるのが阿弥陀様の智慧と慈悲なのです。丁度太陽が真西に沈む季節には遥か西方にあると言われるお浄土に思いを馳せる良いご縁となります。彼岸法要は渡れないはずの私たちを渡して下さる阿弥陀様のご恩に報いるため、せめてもの思いでお念仏を頂いていく感謝の法要なのです。

春のお彼岸は春分の日を中心に前後三日間とされています。
西栄寺の彼岸法要は春分の日当日に大本山大阪本坊、その前後の日曜日に堺支坊にて勤修致しております。

盂蘭盆会(お盆法要)・万燈会


「お盆」はお釈迦さまの十大弟子の一人である目連尊者とその母親のお話が元になっています。「仏説盂蘭盆経」というお経によりますと、目連尊者が神通力でもって亡き母の様子を見ますと、なんと餓鬼道に落ちて骨と皮ばかりの姿になっていました。大いに悲しんで急いで食べ物を持って行くものの、母親の口に入る寸前に全て灰になってしまいます。そこでお釈迦様に相談しますと「七月十五日、修行の最終日を迎えた僧侶たちに食べ物や寝具などを供養しなさい、その大勢の僧の力をもってのみ母親を救うことが出来るだろう」とのことでしたので早速その通りしますと、その母親は長年の苦しみからようやく救われたのでした。

このお話にならって旧暦の七月十五日に「お盆」という仏教行事が始まったと言われています。安居といわれる夏の修行が終わる旧暦七月十五日は現在の暦では毎年変動しますが、便宜上一月遅らせて八月十五日ということになっています。
浄土真宗におけるお盆は亡き方を偲びながら仏様のお働きによりお念仏申す身となった私であることを感謝申し上げ、その尊きご縁を喜ぶ法要であります。お盆の期間だけにしか帰ってこないご先祖様をもてなすといった性格のものではなく、阿弥陀様と一緒になって常に寄り添い働きかけて下さる方々の声に耳を傾けていく機会であると捉えるべきでしょう。

毎年八月十六日は大本山大阪本坊、翌十七日は堺支坊において勤修いたしております。

永代経法要・秋祭り


「永代供養」と混同されがちですが、永代経法要とは「永代に渡ってお経(浄土三部経)が読まれますように」との願いを込めて勤修される法要のことです。後の世代にも途切れることなくお念仏が相続されますように、仏のみ教えが伝わりますようにと願い営まれます。親鸞聖人も教行信証において「前に生れるものは後のものを導き、後に生れるものは前のもののあとを訪ね、果てしなくつらなって途切れることのないように」と仰っておられますように、親から子へ仏縁を繋ぐ大切な法要です。

毎年十一月三日に大本山大阪本坊、その前後の日曜日に堺支坊にて勤修致します。

十一月三日に大本山大阪本坊横の大駐車場にて開催いたします。お近くの「すし政」様に全面的にご協力頂きます屋台の数々は毎年大変なご好評を頂いております。また皆様からもご協力頂き開かれるバザーも大変な賑わいです。また特設ステージにおきましては沢山の演者様にご出演いただくなど、数々のお楽しみをご用意しておりますので是非お誘いあわせの上ご来場ください。
また堺支坊におきましても法要当日は出店やバザー等実施いたしますのでこちらもご期待ください。

十一月三日に大本山大阪本坊横の大駐車場にて開催いたします。

納骨者彼岸法要


西栄寺の納骨堂「泰心堂」にご納骨の方限定の秋の彼岸法要です。他の法要と違って事前のご予約が必須となっております。対象者の方にのみお葉書でお知らせ致します。当日はお骨壺を本堂にお出ししますので、故人様に頂いた仏縁を喜ぶとともに、在りし日の姿に思いを寄せ、今生きていることの意味を改めて問い直す機会にして頂ければと思います。法要終了後にはお楽しみ頂けるようなイベントも予定しておりますので、そちらにも是非ご期待ください。

秋分の日とその前後の日祝日に大本山大阪本坊並びに堺支坊にて勤修いたします。