令和7年秋の挨拶
二学期の思い出
夏休みが終わり新学期の登校日になってようやく宿題「夏休みの友」に手を付けたり、
提出日である教科の最初の授業ギリギリに提出する宿題。いつもそんなスリリング思いで二学期の幕は開けました。二学期の始まりには去り行く夏の日差しの中での最後のプールの授業、ほどなくするとお約束10月10日開催に向けた運動会の練習。組み立て体操では一番下の「台」の定位置。騎馬戦では矢面に立つ先頭馬の位置。フォークダンスでは最後尾の余った男子の宿命、数合わせで女子側の列の最後尾。フォークダンスで女子と手をつないだ経験は皆無。クラス対抗リレーの走り込み。紅白分かれて玉入れした平和な運動会が懐かしい。運動会が終われば遠足の時期。学年によって徐々に遠方になる気がして嬉しい。バスの中ではコードの付いたマイクが回ってきて歌の時間。気の利いた年には「平凡」や「明星」の歌詞ブックから抜粋のプリントもあったことも。知識豊富で歌の上手なバスガイドさんは憧れの的。毎年必ず乗り物酔いする級友には苦行であったろうと今なら思える。木枯らしが吹き、日が短くなる下校時間「夜」も級友と居る気がして何故かワクワクする。時間は早くても暗い夜道を銭湯に行くというのは時には冒険心さえ芽生えた。畑にそびえ立つ稲穂の山に登っては崩れて叱られる。藁の中に秘密基地を作っては叱られる。練炭や豆炭の燃えカスを蹴散らしたりおしっこかけたりしては叱られる・・・同じことして又叱られる。公設市場や商店街の飾りもクリスマスケーキの予約のチラシが目立つようになり、暮れになると年末の買い出しの荷物持ちに連れられる。海産物の匂い、乾物の匂い、家の前では鯛を焼く人や黒豆の番をする人。
「もういくつ寝るとお正月〜♪」そんな歌が聞こえてくると海パンいりの透明なビニールバックを持って登校した二学期の始まりを思い、「二学期て長いな〜」と思った二学期の思い出である。










